日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナープ川」の意味・わかりやすい解説 ナープ川なーぷがわNaab ドイツ中東部を流れる川。ドナウ川の支流。フィヒテル山地とオーバーファルツ山地に源を発して南流し、レーゲンスブルクのやや上流でドナウ川に合流する。流長165キロメートル。下流部の約20キロメートルは舟運可能で、16世紀には鉄鉱、鉄製品、その後は塩、穀物などの輸送に用いられたが、いまでは舟運は廃絶されている。[浮田典良] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例