ニジネバルトフスク(その他表記)Nizhnevartovsk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニジネバルトフスク」の意味・わかりやすい解説

ニジネバルトフスク
Nizhnevartovsk

ロシア中部,西シベリア中部,ハントゥイマンシ自治管区の都市。ハントゥイマンシースクの東約 400km,オビ川右岸に位置する新興石油産業都市で,1965年チュメン油田の大産地サモトロール油田の開発が始ってから,その採油中心地として発展しはじめ,72年市となった。サモトロール油田からボルガ=ウラル油田の中心地アリメチエフスクへパイプラインが延びるほか,市の南東方のアレクサンドロフスコエ油田からのパイプラインが市を経てオムスクへ延びる。河港があり,水産業も行われる。人口 25万1860(2010)。

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