ニスキン採水器(読み)ニスキンサイスイキ

デジタル大辞泉 「ニスキン採水器」の意味・読み・例文・類語

ニスキン‐さいすいき【ニスキン採水器】

海洋調査で広く用いられる採水器。ゼネラルオーシャニクス社の創設者S=ニスキンが、F=ナンセン考案の採水器を改良したもの。塩化ビニル製の採水筒と密閉性の高い蓋からなる。ワイヤケーブルで吊り下げて任意の水深の海水サンプルを採取し、母船上で回収する。ふつう、CTDという海洋計測器と併用される。ニスキンボトル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android