世界大百科事典(旧版)内のニールセン,Kaiの言及
【デンマーク】より
…19世紀末にはとりわけ民衆生活が作画の対象とされ,とくにデュッセルドルフ派のソンネ,スメット,リング,スカーエン派のクロイア,アンカー夫妻およびヨハンセンが活躍した。印象主義的な動物・風景画家フィリプセン,ロマンティシズムの歴史画家サートマン,象徴主義に影響されたE.ニールセンやスコウゴーらも同じ頃に現れている。ゴーギャンらフランスのポンタベン派と直接結びついた画家にフィン,バリン,ウィルムセンJens Ferdinand Willumsen(1863‐1958)たちがおり,ウィルムセンは独特の象徴主義的表現でこのグループを代表する。…
※「ニールセン,Kai」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」