カイ諸島(読み)カイショトウ

デジタル大辞泉 「カイ諸島」の意味・読み・例文・類語

カイ‐しょとう〔‐シヨタウ〕【カイ諸島】

Kepulauan Kaiインドネシア東部、モルッカ諸島東部に属す諸島イリアンジャヤニューギニア島西部)の南西沖、バンダ海に浮かぶ。カイクチル島、カイブザル島をはじめ、多く小島からなる。密林に覆われ、焼畑農業真珠養殖が行われる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カイ諸島」の意味・わかりやすい解説

カイ諸島
かいしょとう
Kepulauan Kai

インドネシア東部、西イリアン(ニューギニア島西部)南西岸沖にある諸島。モルッカ(マルク)諸島に属し、バンダ海東部、小スンダ列島東端のアルー諸島西方に位置する。カイ・クチル島とカイ・ブザル島を主島とし、そのほか多数の小島からなる。別称エワブEwab諸島。面積1440平方キロメートル。全島密林に覆われ、主要産物は木材のみである。住民はパプア系種族で、造船技術に優れている。中心地はカイ・クチル島北部のトゥアル。

[上野福男]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カイ諸島」の意味・わかりやすい解説

カイ諸島
カイしょとう
Kepulauan Kai

インドネシア,マルク (モルッカ) 諸島南部にある島群。ニューギニア島の南西方にあり,カイブサル島,カイクチル島などから成る。住民は木彫やカヌー造りにすぐれる。良質の木材を産するほかコプラ,ナマコなどを移出する。中心集落はトゥアル。人口約 11万。

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