ねちみゃく(読み)ネチミャク

デジタル大辞泉 「ねちみゃく」の意味・読み・例文・類語

ねちみゃく

《「ねぢみゃく」とも》言語動作性格などが、ぐずぐずして思い切りの悪いこと。くどくて、さっぱりしないこと。
「ねばうかたう―するは鬼も笑はん」〈浮・今様廿四孝〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ねちみゃく」の意味・読み・例文・類語

ねちみゃく

〘名〙 (形動) (「ねぢみゃく」とも) ぐずぐずして決めかねること。思い切りが悪くしつこいこと。さっぱりとしないこと。また、そのさま。
※古文真宝笑雲抄(1525)一「心に深く世を恨によって辞がねちみゃくして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android