ねっそり

精選版 日本国語大辞典 「ねっそり」の意味・読み・例文・類語

ねっそり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 言語動作などが重厚、または、鈍重なさまを表わす語。ねそねそ。
    1. [初出の実例]「ヤアねっそりの牛盗人ちょろい工(たくみ)のあめだ牛」(出典浄瑠璃・関八州繋馬(1724)二)
  3. おもてだたないで、徐々に進むさまを表わす語。こっそり。
    1. [初出の実例]「ねっそりとした事慥へて、久兵衛めと腐合ひ子迄孕(はら)うで」(出典:浄瑠璃・心中涙の玉井(1703頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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