ネレオキスチス(その他表記)Nereocystis luetkeana

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネレオキスチス」の意味・わかりやすい解説

ネレオキスチス
Nereocystis luetkeana

褐藻類コンブ目レッソニア科の巨大な海藻全長 20~30m。細長い柄の先端に大きな浮嚢があり,その上に細長い葉が叢生している。北アメリカアラスカよりカリフォルニアにかけての海域に分布する。この藻の海草灰からヨードをとり,アルギン酸の原料肥料にする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android