世界大百科事典(旧版)内のノイマン,J.L.vonの言及
【ゲーム理論】より
…ゲームの理論theory of gamesとも呼ばれる。数学者J.フォン・ノイマンと経済学者モルゲンシュテルンO.Morgensternとの共著《ゲームの理論と経済行動》(1944)を出発点として発展した理論で,20世紀前半における最も輝かしい科学的業績の一つである。室内ゲームから,政治,経済,社会に至るさまざまな問題をゲームとして定式化して考察するが,ここでいうゲームとは,これらの問題を規定する1組のルールのことである。…
【フォン・ノイマン】より
…ブダペストに生まれワシントンに没す。ギムナジウムの先生が,〈ノイマンは数学に異常な才能をもっているから大学の教授に数学を教えてもらうように〉とノイマンの父(銀行家)に勧めたという。父がこの忠告に従ったためか,ノイマンは19歳のときには数学者として認められていたという。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」