ノボメスト(その他表記)Novo mesto

デジタル大辞泉 「ノボメスト」の意味・読み・例文・類語

ノボ‐メスト(Novo mesto)

スロベニア南部の町。クロアチアとの国境に近く、クルカ川沿いに位置する。自動車産業、製薬業が盛ん。14世紀、ハプスブルク家のオーストリア大公ルドルフ4世により開かれ、ルドルフスベルトの名で呼ばれた。オスマン帝国侵入に対する防御拠点になり、ドレンスカ地方の中心地として栄えた。クルカ川の屈曲部に囲まれた旧市街には、聖ニコラ聖堂、フランチェスコ派修道院などの歴史的建造物が残る。周辺にはいくつかの温泉地があり、ワイン産地としても知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android