ノースアメリカンP-51ムスタング(読み)ノースアメリカンピーごじゅういちムスタング(その他表記)North American P-51 Mustang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ノースアメリカンP-51ムスタング
ノースアメリカンピーごじゅういちムスタング
North American P-51 Mustang

第2次世界大戦後期のアメリカ合衆国の戦闘機。ノースアメリカンが開発し 1940年 10月に初飛行,1944年に就役した。速度旋回性,火力ともに調和がとれ,大戦中の最優秀戦闘機といわれる。爆撃機の長距離援護が可能で,アメリカ軍の昼間爆撃を実現した。P-51Dは,エンジンがパッカードV-1650-7 (1520馬力) 1,乗員1,全長 9.85m,全幅 11.3m,総重量 4580kg,最大速度時速 703km,航続距離 1500~3300km。武装は 12.7mm機関銃6,ロケット弾など。約1万 4000機が生産された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む