ノーヒューズブレーカー(読み)のーひゅーずぶれーかー(その他表記)no-fuse breaker

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノーヒューズブレーカー」の意味・わかりやすい解説

ノーヒューズブレーカー
のーひゅーずぶれーかー
no-fuse breaker

ヒューズを用いない小型磁気遮断器配線用遮断器ともよばれ、交流600ボルト、直流250ボルト以下の回路に多く使用される。遮断器とリレー継電器)の機能をあわせもっており、ブレーカー自体が故障電流を検知してこれを遮断する。

[岡村正巳]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のノーヒューズブレーカーの言及

【ブレーカー】より

…ふた付き陶磁製容器の中にヒューズを納めた安全器に代わって,屋内分岐線を保護するために使われる配線用遮断器の一種を,ノーヒューズブレーカー,あるいは安全ブレーカーと呼び,これを略称してブレーカーという(表1)。また引込口に近いところに設置される開閉器で,電力会社と需要家との間の電力供給上の契約条件(アンペア契約)を実行する目的で,負荷電流が規定の値を超えたとき自動遮断する電流制限器も安全ブレーカー,あるいは単にブレーカーと呼ばれている。…

※「ノーヒューズブレーカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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