デジタル大辞泉 「回路」の意味・読み・例文・類語 かい‐ろ〔クワイ‐〕【回路】 1 電気の流れる、輪のように閉じている道筋。電気回路。2 流体やエネルギーなどの流れる一まわりの通路。3 生体の代謝経路で、循環を示す部分。トリカルボン酸回路など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「回路」の意味・読み・例文・類語 かい‐ろクヮイ‥【回路】 〘 名詞 〙① 電源から出て電源にもどるまでの電流が流れる一まわりの、または網目状の道すじ。電気回路。② 磁束が一まわりする磁性体でつくった道すじ。磁気回路。③ 気体、液体など流体の流れる一まわりの通路。④ 比喩的に、物事がめぐり流れる道すじ。[初出の実例]「彼と周囲との伝達の回路が崩れて」(出典:エオンタ(1968)〈金井美恵子〉一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「回路」の意味・わかりやすい解説 回路かいろcircuit 普通,電気回路をいう。いくつかの電源や回路素子を導線でつないだもので回路網ともいう。初めと終りがつながっているものを閉回路,切れているものを開回路という。素子が個々に分離しているものを集中定数回路,連続的に分布しているものを分布定数回路と呼ぶ。回路各部での電圧や電流は,オームの法則やキルヒホフの電気回路の法則で求められ,交流回路でも抵抗の代りにインピーダンスを用いると同じように求められる。過度現象については,演算子法やラプラース変換が有力な計算方法である。増幅器や受信器などは入力と出力に比例関係のある線型回路を主とし,超高周波領域になると立体回路が主になる。電子計算機などは,信号の有無のみを利用した論理回路 (デジタル回路) で構成される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
デジタル大辞泉プラス 「回路」の解説 回路 2001年公開の日本映画。インターネットサイトを介して起こる奇妙な出来事を描いたサスペンス・ホラー。監督・脚本:黒沢清。出演:加藤晴彦、麻生久美子、小雪ほか。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報