ハイアロフェン

最新 地学事典 「ハイアロフェン」の解説

ハイアロフェン

hyalophane

KAlSi3O8(Or)成分とBaAl2Si2O8(Cn)成分の固溶体系列の中間組成の長石として2〜80mol%のCn成分を含むものとされ,2mol%以下のものはbarian feldspar,80mol%以上のものがcelsianと呼ばれる(Deer et al., 2001)。NaAlSi3O8成分を含むので,三成分系固溶体として理解される(Essene et al., 2005)。NaAlSi3O8-BaAl2Si2O8系長石にも不混和領域がある。この三成分系長石での相関係は未確立で,その点でハイアロフェン名は有効とされる。しかし,IMAでは50%ルールが適用され,Cn50%以上をcelsianと呼ぶ。ハイアロフェンは有力種ではなくなった。日本では,加鮮鉱山・野田玉川鉱山などマンガン鉱床から記載。世界的には接触変成岩・広域変成岩中,アルカリ火成岩中から多産。

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参照項目:長石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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