最新 地学事典 「野田玉川鉱山」の解説
のだたまがわこうざん
野田玉川鉱山
Noda-tamagawa mine
岩手県九戸郡野田村玉川にあったマンガン鉱山。鉱床はジュラ紀の堆積岩中に層状に胚胎し,田野畑花崗岩(K-Ar年代118Ma)による接触変成を受ける。鉱床の見かけの下盤は層状チャート,上盤は塊状チャート。鉱体は走向延長1,200m,傾斜延長550m,厚さ平均1m(最大20m)。鉱石鉱物はパイロクロアイト・ハウスマン鉱・テフロ石・ばら輝石のほか,希産のMn鉱物を多産。海底火山活動で生成した同生鉱床の変成したもの。1895年発見。1942~84年(閉山)に金属マンガン約50万t(平均品位Mn34%)を産出。
執筆者:吉井 守正
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

