ハイゼンベルクの強磁性の理論(その他表記)Heisenberg theory of ferromagnetism

法則の辞典 の解説

ハイゼンベルクの強磁性の理論【Heisenberg theory of ferromagnetism】

隣接原子の電子間に働く交換力が,電子スピンの相対的な向きに依存する結果,強磁性が出現するという理論.平行スピンのほうが安定であるため,格子上のすべてのスピンが同方向を向こうとする傾向の結果として,強磁性が出現することになる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android