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磁性 じせいmagnetism

翻訳|magnetism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

磁性
じせい
magnetism

物質がもつ磁気的特性の総称物質自身が磁石となりうるものは,強磁性体と呼ばれる。磁石を近づけたとき,磁力の方向と平行な磁化を生じる性質常磁性,反対方向に磁化する性質を反磁性という。磁性は,原子を構成する電子,原子核磁気モーメントによって特徴づけられる。

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知恵蔵の解説

磁性

物質の磁気の現れ方。電子や原子核などがもつミニ磁石(磁気双極子)の並び方による。ふつうは、電子がもつ双極子の寄与が大きい。外から加えた磁場の方向に双極子の向きがそろうのが常磁性。磁場とは逆向きの双極子が現れ、その方向に磁化されるのが反磁性。外の磁場なしでも自発的に双極子が一方向にそろっているのが強磁性。これを対称性の自発的な破れという。永久磁石は強磁性体。近くの双極子が逆向きになって磁気を打ち消し合うのが反強磁性。

(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)

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デジタル大辞泉の解説

じ‐せい【磁性】

物質が磁界内で磁化される性質。また、磁気を帯びた物質が示す種々の性質。

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世界大百科事典 第2版の解説

じせい【磁性 magnetism】

物質の磁気的性質。磁石に近づけたとき,物質が示す性質はその例である。このとき著しい性質を示すのは強磁性と呼ばれる磁性を有する物質(強磁性体)で,自身も磁極をもち,磁石となって互いに力を及ぼす。強磁性のような著しい効果は示さないが,磁石が及ぼす力(磁場)の方向に対して逆の方向に弱い磁化を生ずる性質を反磁性,磁場の方向に平行な磁化を生ずる性質を常磁性といい,そのような磁性をもつ物質をそれぞれ反磁性体,常磁性体と呼ぶ。

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大辞林 第三版の解説

じせい【磁性】

磁気を帯びた物質が示す性質。常磁性・強磁性・反磁性などがある。

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世界大百科事典内の磁性の言及

【磁化】より

…物質の磁気的性質は主として電子の磁気モーメントに由来しているが,電子がもつ非常に小さい微視的な磁気モーメントが多数集まって,その総和として巨視的に物質が示す磁気モーメントを磁化と呼ぶのである。磁化は物質の磁性を特徴づける基本的な量の一つである。強磁性の場合を除いて,一般に熱平衡状態では物質の磁化Mは磁場Hを加えなければ0で,磁場を加えると磁場に比例して磁化が生ずる(M=χH)ことが知られている。…

※「磁性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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