けい‐こう〔‐カウ〕【傾向】
1 物事の大勢や態度が特定の方向にかたむくこと、または、かたむきがちであること。「最近の消費者の傾向」「彼は大げさに言う傾向がある」
2 思想的にある特定の方向にかたよること。特に、左翼的思想にかたよること。「傾向小説」
3 心理学で、一定の刺激に対して、一定の反応を示す生活体の素質。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
けいこう【傾向】
( 名
) スル ① 物事の状態・性質などが全体としてある方向に向かうこと。かたより。 「物価は上昇の-にある」 「底は西より東に-し/日本風景論 重昂」 「列国の大勢斯国に-し/経国美談 竜渓」
② 特定の思想にかたよること。特に、左翼的な思想を抱くこと。 「 -小説」
③ 〘倫〙 〔ドイツ Neigung〕 好みや性向など、感覚的欲求で特定の習性をもつもの。カントの倫理学では、これによる行為はそれ自身悪ではないが、たとえ道徳法則と外的に一致しても、道徳性はもたないとして理性に対立される。傾向性。
④ 〘心〙 生活体がある一定の刺激に対して、一定の類型的反応で応じる素質。
出典 三省堂大辞林 第三版について 情報