傾向(読み)ケイコウ

  • けいこう〔カウ〕

デジタル大辞泉の解説

物事の大勢や態度が特定の方向にかたむくこと、または、かたむきがちであること。「最近の消費者の傾向」「彼は大げさに言う傾向がある」
思想的にある特定の方向にかたよること。特に、左翼的思想にかたよること。「傾向小説」
心理学で、一定刺激に対して、一定の反応を示す生活体の素質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

スル
物事の状態・性質などが全体としてある方向に向かうこと。かたより。 物価は上昇の-にある 底は西より東に-し/日本風景論 重昂 列国の大勢斯国に-し/経国美談 竜渓
特定の思想にかたよること。特に、左翼的な思想を抱くこと。 -小説
ドイツ Neigung 好みや性向など、感覚的欲求で特定の習性をもつもの。カントの倫理学では、これによる行為はそれ自身悪ではないが、たとえ道徳法則と外的に一致しても、道徳性はもたないとして理性に対立される。傾向性。
生活体がある一定の刺激に対して、一定の類型的反応で応じる素質。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

今日のキーワード

オーバーシュート

感染症の爆発的な感染拡大を指す。語源は、「(目標を)通り越す」「(飛行機などが停止位置を)行き過ぎる」という意味の英語の動詞「overshoot」。2019年12月に発生した新型コロナウイルスに関して...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

傾向の関連情報