ハイポマグマ(その他表記)hypomagma

岩石学辞典 「ハイポマグマ」の解説

ハイポマグマ

(1) 仮想的なガラス質物質で,地球深部に存在し熔融するとパイロマグマ(pyromagma)となるもの.(2) 完全には珪酸塩熔融体に溶解していない揮発性成分を多量に含み,結晶作用温度が1200℃から1250℃程度のマグマをいう[Jaggar : 1920, 1947, Szadeczky-Kardoss : 1960].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android