ガラス質(読み)ガラスシツ

最新 地学事典 「ガラス質」の解説

ガラスしつ
ガラス質

hyaline ,glassy ,vitric ,vitreous ,holohyaline

岩石の結晶度を表す語。玻璃はり質とも。岩石または石基がガラスからなるとき使う。全部ガラスのときはholohyaline(W.Cross et al., 1902)と呼ぶ。珪長質火山岩,特にその急冷相にみられる。ガラスは準安定だから古い岩石にはみられない。K.F.Naumann(1849), A.Breithaupt(1849)使用。なお岩石・鉱物表面光沢を表す語としても使う。

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岩石学辞典 「ガラス質」の解説

ガラス質

非晶質(hyaline)のこと.液体を結晶化させることなく冷却して,その粘度固体と同じ程度の大きさに達した非晶質状態あるいは無定形状態をいう[長倉ほか : 1998].岩石の場合にはマグマの非晶質固化生成物をいう一般名である.全部がガラス質であれば黒曜岩または浮石となり,石基または最終充填物(mesostasis)のみがガラス質の場合もある.一般にガラス状態にある物質をガラスといい,ガラス状態とは液体が結晶化することなく冷却して,粘度が固体と同じ程度に達した非晶質状態あるいや無定形状態のことである.hyalo:ガラス質(glassy)の接頭語.hyaline:自然のガラス質のことをいう.vitreous:天然のガラスのことをいう.vitric:ガラス質と同じ.ラテン語vitrumはガラスのこと.

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百科事典マイペディア 「ガラス質」の意味・わかりやすい解説

ガラス質【ガラスしつ】

天然ガラスを半分以上もつ火山岩や火砕岩を形容する語。完全にガラスのみからなるものを完ガラス質,結晶を混在するものを半晶質と呼んで区別することがある。

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