ハダカデバネズミ

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「ハダカデバネズミ」の解説

ハダカデバネズミ
学名:Heterocephalus glaber

種名 / ハダカデバネズミ
科名 / デバネズミ科
解説 / ふつう80頭ほどの集団をつくり、地下で生活しています。地下にほったトンネルは、1kmにもなることがあります。トンネルほりをするものや、群れを外敵から守るもの、子どもを産むものなどに役わりが分かれています。28年ほど生きます。
体長 / 8~9cm/尾長3~4.5cm
体重 / 30~80g
食物 / 地下植物、根
分布 / エチオピアソマリアケニア

出典 小学館の図鑑NEO[新版]動物小学館の図鑑NEO[新版]動物について 情報

世界大百科事典(旧版)内のハダカデバネズミの言及

【デバネズミ(出歯鼠)】より

…ふつう単独で生活する。このうちの1種ハダカデバネズミHeterocephalus glaberは特異で,体毛をほとんど欠く。体長8.0~9.2cm,尾長2.8~4.4cm,体重30~80gで,体はピンクあるいは黄色っぽい。…

【モグラネズミ(土竜鼠)】より

…さらに,アフリカ産のデバネズミ科Bathyergidaeの齧歯類も同様な習性をもち,やはり英名でAfrican mole‐ratと呼ばれ,混同しやすい。デバネズミ科の1種ハダカデバネズミHeterocephalus glaber(英名naked mole‐rat)はほとんど体毛や汗腺がなく,哺乳類中もっとも体温調節能力が低いことで知られる。【今泉 忠明】。…

※「ハダカデバネズミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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