ハツ・バツ

普及版 字通 「ハツ・バツ」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] ハツ・バツ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(はつ)。は殺(たくさつ)された犬の形。軍を出すときなどに、道祖神を祭り、犬牲を轢(ひ)いて出発した。〔説文〕十四上に「出でて將(まさ)にに事らんとするときは、必ず先づ其のにげ、壇を立てて四し、(かや)を(た)てて以てを依らしめて、を爲す。に祭りて犯(はんばつ)し、牲を轢いて行くを範(はんばつ)と爲す」(段注本)とし、「詩に曰く、羝(てい)を取りて以てす」と〔詩、大雅、生民〕の句を引く。軍事的な目的などで、いわゆる「飲餞」を行うときに、この範を行う。犬牲を以て車を祓い清める意であろう。跋(ばつ)と通用することがある。

[訓義]
1. みちのまつり、出行の礼。
2. はらい。
3. 跋(ばつ)と通用し、山を行くこと。

[古辞書の訓]
〔名義抄〕 オモムキ・マツリコト 〔字鏡集〕 オモムキ・メグル・マツリテ

[熟語]
祭▶・壌▶・渉▶・壇▶
[下接語]
告・祭・釈・推・祖・羝・犯・範・轢

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む