最新 地学事典 「ハルキゲニア」の解説
ハルキゲニア
学◆Hallucigenia
カンブリア紀の葉足動物の一属。2022年の時点でH. fortis・H. hongmeia・H. sparsaの3種が知られている。環状構造を示す細長い胴体をもち,腹側に10対の付属肢がみられる。付属肢の内,頭部付近の2~3対の前肢は細長い触手状を示し,7~8対の後肢は先端に1~2本の爪を備えた歩脚肢を示す。また背側には,後肢に対応するように,種ごとに長さや形状の異なる7対のとげが発達する。頭部の形状は種によって異なり,細長い形状の種(H. sparsa)や円形の種(H. fortis)が報告されている。
執筆者:望月 貴史
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

