はんぼう

普及版 字通 「はんぼう」の読み・字形・画数・意味

亡】はんぼう(ばう)

き逃げる。〔漢書、韓王信伝〕陛下仁にして、するりと雖も、後歸れば輒(すなは)ち復(ま)た故(もと)の位號を復して誅せず。

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【拌】はんぼう(ばう)

はまぐりを裂く。〔史記、亀策伝〕王獨り玉(ぎよくとく)隻雉(せきち)の昆山に出で、の珠の四に出づるを聞かずや。石を鐫(ゑ)り(ばう)を拌(さ)き、市に傳賣す。人之れを得て、以て大寶と爲す。

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望】はんぼう

ながめやる。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

世界大百科事典(旧版)内のはんぼうの言及

【能地】より

…また彼らは,他の多くの漂泊民がそうであるように,平家の落人(おちうど)伝説(平家伝説)を語りつぎ,みずからをその末裔(まつえい)と考えてきた。彼らの妻はハンボウと呼ぶ桶に魚を入れて,これを頭の上にのせて売り歩き,島根や山口県ではカネリ,ノージ,広島や岡山県ではカベリと呼んだ。なお,瀬戸内海を生活の場としていた船上生活漂泊漁民としては,ほかに広島県の吉和,豊島,箱崎や二窓の漁民が知られている。…

※「はんぼう」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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