ハーフリブ(読み)half rib 

パラグライダー用語辞典 「ハーフリブ」の解説

ハーフリブ

リブとはキャノピーリーディングエッジよりトレーリングエッジにかけて設けられた壁のことである。キャノピーを理想的な翼に近づける為には、リブの数を多くして、上面及び下面の凸凹をなるべく少なくした方がよい。最近の機体のリブ数が初期のものに比べ多いのはこの為であるが、リブ数を多くしていくとキャノピーの重量がそれに比例して増していき、それが飛行特性に悪影響を与える。凸凹の影響が出易いところは風圧分布が高いリーディングエッジ付近でトレーリングエッジ付近はそれ程の影響はない。この為、重量増加をなるべく抑え、かつ翼の凹凸を少なくする為に、1つ置き程度にリーディングエッジからトレーリングエッジ方向の途中までリブを入れた構造をハーフリブという。

出典 パラグライダー用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android