凸凹(読み)ダクボク

デジタル大辞泉の解説

だく‐ぼく【凹】

道などが平坦でなく(おうとつ)のあること。でこぼこ。
「胸はだくだく―の坂の下へと別れける」〈浄・丹波与作

でこ‐ぼこ【凸凹】

[名・形動](スル)
物の表面が出っ張ったり、へっこんだりしていること。また、そのさま。「凸凹した道」「凸凹な地面をならす」
物事に優劣・多少などの差があって、つりあいがとれていないこと。また、そのさま。「賃金の凸凹をならす」「クラスによって凸凹な成績」
[アクセント]デコボコ、ただし、サ変動詞の場合はコボコ。

とつ‐おう〔‐アフ〕【凸凹】

でっぱりとへこみ。でこぼこ。おうとつ。

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精選版 日本国語大辞典の解説

でく‐ぼく【凸凹】

〘名〙
① (形動) (━する) =でこぼこ(凸凹)
※洒落本・仇手本(1801)前「高山の月高ふして望べからず、五湖の水も深ふして窺がたし、凸凹(デクボク)は世界の理也」
② 人をののしっていう語。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)初「ヱヱイ亦凸凹(デクボク)どもがいがみ合のか」

でこ‐ぼこ【凸凹】

〘名〙
① (形動) (━する) 表面にでっぱりやくぼみがあって平らでないこと。また、そのさま。おうとつ。でくぼく。
※二少女(1898)〈国木田独歩〉下「真黒に煤ぼった涼炉(しちりん)が有て凸凹(デコボコ)した湯罐がかけてある」
※落語・二十四孝(1891)〈三代目春風亭柳枝〉「離縁状が欲しいか、望みならば遣(や)る、己(おれ)には書けなくも今(いま)隣のデコボコに頼む」
③ (形動) 大小、優劣、不公平など、人や物事相互の間に差のあること。また、そのさま。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「見渡した所凸凹(デコボコ)の無い、よく云へばよく揃った、悪く云へば傑出の人に乏しく」

とつ‐おう ‥アフ【凸凹】

〘名〙 出たりひっこんだりすること。でっぱっていることとひっこんでいること。また、そのようなかたち。たかひく。でこぼこ。凹凸(おうとつ)
※小学読本(1873)〈田中義廉〉四「波の運動するが如く、上下に凸凹するを、波線といひ」 〔神異経〕

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