ハープサル(その他表記)Haapsalu

デジタル大辞泉 「ハープサル」の意味・読み・例文・類語

ハープサル(Haapsalu)

エストニア西部の町。13世紀初頭にドイツ人が入植し、サーレラーネ司教領の中心地となった。以降、スウェーデン人が移住し、19世紀半ばまで多くのスウェーデン人が居住した。19世紀頃から風光明媚な海岸保養地として知られ、ロシア上流階級が多く訪れたほか、作曲家チャイコフスキーもピアノ曲「ハープサルの思い出」を残している。司教の居城として建てられたハープサル城がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android