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司教 しきょう episkopos; bishop

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

司教
しきょう
episkopos; bishop

ローマ・カトリック教会をはじめ伝統的な職制を保有するキリスト教会で,信徒を監督,指導し,司祭ないし長老以下の聖職者を叙階する権能を有する役務者。一般に一定地域 (司教区) における最高教導権を有し,歴史的にキリスト教会組織の根幹をなしていた。

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デジタル大辞泉の解説

し‐きょう〔‐ケウ〕【司教】

カトリック教会の高位聖職。使徒の継承者と見なされ、司祭の上に位する。司教区の長としてこれを統轄。ギリシャ正教およびイギリス国教会では主教とよぶ。→大司教

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百科事典マイペディアの解説

司教【しきょう】

キリスト教会の役職名。プロテスタントの一部では〈監督〉,英国国教会東方正教会では〈主教〉の訳をあて,英語ではbishop。初期教会のエピスコポス(監督)に由来し,司祭(長老)団の長にして教区の統率者。

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世界大百科事典 第2版の解説

しきょう【司教 bishop】

新約聖書のギリシア語エピスコポスepiskopos(監督)という言葉のもつ役割が制度化されたキリスト教会の役職。〈司教〉との訳語は,特にローマ・カトリック教会で用いられ,日本聖公会日本ハリストス正教会では〈主教〉の語があてられる。按手礼によって使徒の後継者として立てられた,地方教会の統治者であり,各地に分散しているキリスト者が祭司の民として一致して礼拝を行うために,一同に奉仕する司祭(長老)団の中心人物

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大辞林 第三版の解説

しきょう【司教】

ローマ-カトリック教会の聖職位の一。司祭の上に立つ。教区の監督者。正教会・聖公会の主教に当たる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

司教
しきょう
bishop英語
episcopusラテン語

ローマ・カトリック教会の用語で、東方正教会や聖公会では主教とよばれる。キリストが福音(ふくいん)の宣教のために諸国に遣わした12人の使徒たちの後継者として、その使命を今日に受け継ぐもの。そのため、全世界の司教たちは、十二使徒の頭(かしら)、ペテロの後継者としてのローマ教皇の権威のもとに司教団を形成して教会活動の最高責任を担っている。また司教職は、司祭職の最高の完成ともいわれ、担当教区内の司祭たちのつくる司祭団の長として、布教、統治、秘蹟(ひせき)の授与など、一つの司教区の司牧、宣教活動の責任者ともなる。司教のなかには、管轄する教区の性質に応じて、総大司教(パトリアーク)、首都大司教(メトロポリタン)、大司教(アーチビショップ)、司教、名義司教などがある。現在、日本には、東京、大阪、長崎の三大司教区と、札幌、仙台はじめ13の司教区が存在する。使徒職の解釈を異にするプロテスタント諸教会では、司教職制度は存在しない。[鶴岡賀雄]

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世界大百科事典内の司教の言及

【主教】より

…キリスト教の聖職のうち最高の職制。カトリック教会では〈司教〉,プロテスタント教会の一部では〈監督〉と呼ぶ。主教職の起源については不明の点が多いが,1世紀の教会ではエピスコポスepiskopos(〈監督〉の意,のち主教となる)とプレスビュテロスpresbyteros(〈長老〉の意,のち司祭となる)の区別が明確ではなかった。しかし2世紀中葉までにはエピスコポスが聖職の最高位として確立した。キリスト教の中心地は必ず主教をいただくことになり,その管轄区(教区と呼ぶ)は,ローマ帝国の行政区分に準じて定められた。…

【教書】より

…カトリック教会において,信仰・道徳問題について一般信徒を教導するため司教の発する書簡。司教が定期的に(たとえば四旬節または待降節もしくは年頭等に当たって),または特殊事情から(たとえば祝典,緊急問題に対する態度決定,異端弊害の排除等の理由から――このような場合にはその地域を担当する司教団の共同教書の形式でなされる。…

【主教】より

…キリスト教の聖職のうち最高の職制。カトリック教会では〈司教〉,プロテスタント教会の一部では〈監督〉と呼ぶ。主教職の起源については不明の点が多いが,1世紀の教会ではエピスコポスepiskopos(〈監督〉の意,のち主教となる)とプレスビュテロスpresbyteros(〈長老〉の意,のち司祭となる)の区別が明確ではなかった。…

【聖職者】より

…なお助祭が生涯その職にとどまることも少なくない。ローマ・カトリック教会では中世末期までに7聖職位の制度が一般化し,13世紀以後,主教(司教)と司祭,助祭,副助祭を上級聖職とし,その他の教役者(侍祭,祓魔師,読師,守門)を下級聖職とした。副助祭は1972年に廃止され,現在ではカトリック教会も東方正教会と共通の聖職位を有する。…

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