バクノルド効果(読み)バクノルドこうか(その他表記)Bagnold effect

岩石学辞典 「バクノルド効果」の解説

バクノルド効果

岩体が貫入する場合に,その流れの中心に大きな自形の結晶粒子が濃集している例があり,流動分化作用(flowage differentiation)あるいはバクノルド効果として報告されている[Bagnold : 1954].しかしこのような分化作用は厚さ100m程度以内の狭い岩脈でなければ効果がないと考えられている[Barriere : 1976].⇒流動分化作用

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android