岩石学辞典 「バグ岩系列」の解説 バグ岩系列 暗色細粒の岩石で中性斜長石,ハイパーシン,および石英を主としたハイパーシン・トナル岩の系列に付けた名称[Besborodko : 1931].この範囲はエピバグ岩(epibugite)(SiO266~72%)からメソバグ岩(mesobugite)(SiO258~66%)を経てカタバグ岩(katabugite)(SiO250~58%)までの岩石が含まれている.サヴァロヴァ岩(sabarovite)はこの系列の中で酸性の岩石である[Tomkeieff : 1983].ウクライナのポドリア(Podolia)地方のバグ(Bug)川に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報