サヴァロヴァ岩(読み)サヴァロヴァがん(その他表記)sabarovite

岩石学辞典 「サヴァロヴァ岩」の解説

サヴァロヴァ岩

バグ岩(bugite)系列岩石で,最も酸性のものである.オリゴクレースアンチパーサイト石英,鉄に富むハイパーシン角閃石黒雲母などからなる岩石である.角閃石や黒雲母は含まれないものもある[Bezborodko : 1931].ロシア,ウクライナ地方のバグ(Bug)川のサバロヴァ(Sabarova)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android