バサナビチュス(その他表記)Jonas Basanavičius

改訂新版 世界大百科事典 「バサナビチュス」の意味・わかりやすい解説

バサナビチュス
Jonas Basanavičius
生没年:1851-1927

リトアニア民族運動の指導者,民俗学者。モスクワ大学歴史・文献学部卒業後,さらに医学部に進んだ。ブルガリアその他東欧各国の病院で医師を務めるかたわら,祖国リトアニアのロシアからの独立を果たすため民族運動の指導者として活躍した。1883年リトアニアの知識人を結集して機関紙《曙Aušra》を創刊,文化活動の中心人物となる。1907年ビルニュスに〈学術協会〉を設立,終生会長を務め,18年祖国の独立をもたらした。民俗学,歴史学の種々の著作を残したが,最大の功績はリトアニア各地から集められた民話の集成で,《リトアニア民話集》4巻(1903-05)は同国固有の民話を豊富に収め,最も文学的価値が高い。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 村田

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む