バシトラシン(英語表記)bacitracin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バシトラシン」の意味・わかりやすい解説

バシトラシン
bacitracin

C66H103N17O16S 。枯草菌から分離されたポリペプチド系抗生物質抗菌作用ペニシリンに近似しており,主として軟膏,トローチなどの形で局所的に用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「バシトラシン」の解説

バシトラシン

薬に含まれる成分ひとつ。抗菌作用があり、皮膚塗布薬などに含有。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のバシトラシンの言及

【抗生物質】より

…比較的毒性が強いが,内服,注射などで用いる。 上に述べてきた抗生物質以外で現在治療薬に用いられているおもなものには,バシトラシン(環状ペプチド),グラミシジン(鎖状ペプチド。グラム陽性菌に有効で,主として外用で用いる),フシジン酸(ステロイド構造。…

※「バシトラシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android