バトガウン(その他表記)Bhātgāun
Bhādgāun

改訂新版 世界大百科事典 「バトガウン」の意味・わかりやすい解説

バトガウン
Bhātgāun
Bhādgāun

ネパールのカトマンズ盆地東部のバクタプル郡の中心都市。バクタプルBhaktapurともいう。人口13万(1993)。14~15世紀および16~18世紀(マッラ王朝分裂時代)にはマッラ王朝の首都として栄えた。その旧王宮は窓の木彫や屋根,門その他の金属細工などネワールの工芸の粋を集めた建築として有名である。町は,要所に配置されたアシュタマトリカAṣṭamātrika(ヒンドゥー教の8母神)の寺々が形づくる曼荼羅(まんだら)をなすといわれ,また中心部に高位のカースト,周辺部に低位のカーストの居住区がある。住民は大多数がネワールで職業分化もかなりみられるが,80%は稲,小麦の栽培を中心とする農業に携わっている。
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