現代外国人名録2016 「バブラムバタライ」の解説
バブラム バタライ
Baburam Bhattarai
- 職業・肩書
- 政治家 元ネパール首相
- 国籍
- ネパール
- 生年月日
- 1954年6月18日
- 出生地
- ゴルカ
- 学位
- 博士号(都市計画論,ジャワハルラル・ネール大学)〔1986年〕
- 経歴
- ネパール中部ゴルカ地区の中流家庭に生まれる。高校卒業資格試験で全国トップの成績を収めた後、インドへ留学。1986年にジャワハルラル・ネール大学で博士号を取得。帰国後の’90年頃、左派政党の統一人民戦線を組織し議長として活動した後、反政府ゲリラ勢力であったネパール共産党毛沢東主義派(毛派)のイデオローグとなった。王制廃止後の2008年毛派政権が誕生すると財務相に起用され、固定資産税の脱税防止策強化や公務員による収賄や目こぼしの断絶を徹底させ、歳入を前年より38%も増やした。2011年8月制憲議会で首相に選出され、同月首相に就任。2014年2月退任。他党との協調を唱える穏健派。著書に「Nepal:A Marxist View」(1996年)、「Monarchy vs. Democracy」(2005年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報