日本大百科全書(ニッポニカ) 「バンカ海峡」の意味・わかりやすい解説 バンカ海峡ばんかかいきょうBangka Selat インドネシア西部、スマトラ島東岸とバンカ島との間の海峡。長さ約220キロメートル、幅約15~40キロメートル。水深は概して浅い。スマトラ島沿岸は新生代第四紀層のムシ川の広大な湿地帯で、集落はムシ川河口のスンサンのみである。これに対してバンカ島沿岸は中生代の地層からなり、ムントク、ラジク、バトゥブトゥンパン、トボアリの四つの集落がある。[上野福男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例