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中生代 ちゅうせいだいMesozoic Era

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中生代
ちゅうせいだい
Mesozoic Era

地質時代の年代区分の一つで,古生代新生代の間にあたる。約 2億5217万年前から約 6600万年前までの期間で,古いほうから三畳紀ジュラ紀白亜紀と 3区分される。ヨーロッパ中西部と南部に,各紀の地層が模式的に分布する。中生代はアンモナイト爬虫類全盛時代で,特に恐竜類がジュラ紀,白亜紀に代表的であった。二枚貝類も発展し,始祖鳥や原始的哺乳類が出現した。植物では裸子植物ソテツ類針葉樹類,イチョウ類が繁栄,被子植物も出現した。古生代に繁茂した鱗木(→レピドデンドロン),封印木(→シギラリア)の類はまったく産出しない。中生代は多くの地方で温暖ないし高温気候であった。中生代の終わりから新生代の初めにかけてのアルプス造山運動によってアルプスヒマラヤ山脈アンデス山脈ロッキー山脈などがつくられた。日本列島などの弧状列島もこの時代に隆起した。

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デジタル大辞泉の解説

ちゅうせい‐だい【中生代】

地質時代を三大区分したうちの2番目の時代。古生代新生代との間で、2億4700万年前から6500万年前まで。三畳紀ジュラ紀白亜紀に区分される。陸上では裸子植物や巨大な爬虫(はちゅう)類が全盛で、鳥類・哺乳類・被子植物が出現し、海中ではアンモナイト二枚貝などが繁栄。

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百科事典マイペディアの解説

中生代【ちゅうせいだい】

古生代と新生代の間の地質時代名。2億4500万年前から6500万年前まで。六放サンゴ,二枚貝,アンモナイト,矢石,硬骨魚類,両生類,爬虫類(恐竜)などが栄えた。
→関連項目キカデオイデア恐竜魚竜トリゴニア翼竜

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうせいだい【中生代 Mesozoic era】

地質時代の一区分で,化石に残りやすい生物が出現した以降の顕生累代を三分した第2の地質時代をいう。放射性同位体による絶対年代の推定では,約2億4800万年前から約6500万年前までの約1億8300万年の期間に相当する。これよりも古い古生代Paleozoic era,これよりも新しい新生代Cenozoic eraとの境界はそれぞれ動物界に起こった大きな変革によって引かれる。すなわち,古生代末には三葉虫,四射サンゴ,フズリナなどが絶滅し,その他の海生の動物分類群も大きな打撃を受けて内容が一新している。

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大辞林 第三版の解説

ちゅうせいだい【中生代】

地質時代の区分のうち、古生代と新生代との間の時代。今から約二億四七〇〇万年前から約六五〇〇万年前までの間。古い方から三畳紀・ジュラ紀・白亜紀に三分される。海生動物では頭足類のアンモナイト類が、陸上動物では巨大な爬虫類(恐竜など)が、出現した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中生代
ちゅうせいだい
Mesozoic era

地質時代区分で、現在から数えて二番目の代。古生代と新生代の間の約2億5217万年から約6600万年までの約1億8617万年に相当する。イギリスの地質学者J・フィリップスが1841年に命名した。この期間に形成された地層・岩石を中生界という。中生代(界)はさらに3分され、古いほうから三畳紀(系)、ジュラ紀(系)、白亜紀(系)となる。中生代の始まりと終わりは、動物界におこった大きな変革で定義されるが、これらは広範な陸化がおこった時期とも一致している。古生代末には三葉虫、四放サンゴ、紡錘虫など多くの動物群が絶滅し、腕足類、ウミユリなども大きく衰退した。中生代にはアンモナイト、ベレムナイト(矢石、箭石(やいし))、巨大な爬虫(はちゅう)類(恐竜など)が大発展を遂げるが、これらも中生代末には絶滅して、現在に近い新生代の動物と交代する。この白亜紀と次の古第三紀の境界(K-T境界。英語の白亜紀の頭文字Cがカンブリア紀、石炭紀の頭文字Cと重なるため、ドイツ語で白亜紀を意味するKreideの頭文字Kと、英語で第三紀を意味するTertiaryの頭文字Tと組み合わせた呼称。古第三紀の英語Paleogeneの頭文字Pと組み合わせてK-P境界ともいう)の大量絶滅の原因については、現在ではメキシコのユカタン半島への大隕石(いんせき)の衝突による全球的地球表層環境の激変に帰せられている。植物界の大変革は動物界に先駆けておこっている。中生代は全体として裸子植物が繁栄した時代であったが、白亜紀後半はすでに被子植物の時代に入る。中生代は、古生代末に成立した超大陸パンゲアが次々に分裂、移動を始めた時代であった。ヨーロッパや大西洋両岸の地域は比較的静穏であったが、環太平洋地域ではプレートにのって運ばれた陸塊が周辺の大陸地殻に衝突、付加し、これに関連して激しい地殻変動や火成活動、変成作用が生じた。有用な鉱床の形成もこの時代に多い。[速水 格・小澤智生]
『市川浩一郎他著『改訂新版地史学 下巻』(1967・朝倉書店) ▽木村敏雄・速水格・吉田鎮男著『日本の地質』(1993・東京大学出版会) ▽ドゥーガル・ディクソン著、小畠郁生監訳『生命と地球の進化アトラス デボン紀から白亜紀』(2003・朝倉書店)』

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世界大百科事典内の中生代の言及

【気候変化】より

…地質時代,歴史時代,観測時代を通じて,これまで明らかになっている気候変化の事実を要約すると次の通りである。(1)古生代,中生代 古生代より前,すなわち先カンブリア時代(約38億~5.9億年前)における気候はほとんどわかっていない。古生代の大半の期間は両極地方には氷がなく,今日より温暖であった。…

※「中生代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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