パコルス1世(読み)パコルスいっせい(英語表記)Pacorus I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パコルス1世」の意味・わかりやすい解説

パコルス1世
パコルスいっせい
Pacorus I

[生]?
[没]前38
古代イラン,アルサケス朝パルティア帝国王子オロデス2世 (在位前 57頃~37) の子。第2回三頭政治成立前後のローマの政治に干渉。亡命した共和制派の将軍ラビエヌスを支援してシリアアナトリアを蹂躪したが,前 39年アントニウスの派遣したベンティディウスによってシリアで破られ,殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android