化学辞典 第2版 「パターン係数」の解説
パターン係数
パターンケイスウ
pattern coefficient
純物質の質量スペクトル中の各ピークの相対強度を示す数値.パターン係数は,最大ピークか,分析に都合のよい比較的強度の高いピークをベースピークとし,このピークの高さを100としたときのほかのピークの高さで示す.パターン係数は,イオン走査の方法,イオン源の状態などで変化する.精度の高い分析にあたっては,そのつど確かめる必要がある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報