パドゥーラ修道院(読み)パドゥーラシュウドウイン

デジタル大辞泉 「パドゥーラ修道院」の意味・読み・例文・類語

パドゥーラ‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【パドゥーラ修道院】

Certosa di Padula》イタリア南部、カンパニア州の町パドゥーラにあるカルトジオ会の修道院。正式名称はサンロレンツォ修道院。14世紀初頭、トンマーゾ=サン=セベリーノにより創設され、同国第2の規模を誇る。大部分はバロック様式で、世界最大級の回廊がある。現在、西ルカニア考古学博物館になっており、先史時代から古代ギリシャ時代までの遺跡からの出土品を展示している。1998年に「パエストゥムベリアの古代遺跡群を含むチレントディアノ渓谷国立公園とパドゥーラのカルトジオ修道院」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android