パネット法(読み)パネットほう(その他表記)Paneth technique

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パネット法」の意味・わかりやすい解説

パネット法
パネットほう
Paneth technique

放射性同位元素指示薬として,化学変化を追跡する方法イギリスの化学者 F.パネットが開発した。指示薬として用いた放射性同位元素の放射能を測定することにより,それらを含む化合物がどのように変化していくか研究するもので,トレーサー技術として広く用いられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android