最新 地学事典 「パレオゾーム」の解説
パレオゾーム
paleosome
ミグマタイトを構成している岩石のうち,不均質性が形成される以前の原岩ないし壁岩の残存物と思われる部分。K.R.Mehnert(1968)定義。これに対しミグマタイト形成時に新たに形成されたと思われる部分をネオゾーム(neosome)と呼ぶ。ネオゾームはさらに苦鉄質鉱物に富み黒っぽく見える優黒質部(melanosome)と石英や長石に富み白っぽく見える優白質部(leucosome)とに分けられる。優黒質部はパレオゾームと優白質部との間にみられるが,これを欠くこともある。また,W.Johannes(1983)はパレオゾームに相当する部分をメソゾーム(mesosome)と呼んだ。
執筆者:志村 俊昭
参照項目:優白質部
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

