最新 地学事典 「パレオドース」の解説
パレオドース
paleodose
TL法やESR法において,自然放射線からの被曝によって蓄積した吸収線量(Gy)をパレオドース(古線量)という。総被曝線量・蓄積線量・考古線量は同義。TL法では自然放射線の被曝によって生じた発光量と,既知線量の人為放射線照射によって生じた発光量を比較して評価する。このとき,発光量と線量の間に比例関係があるとして算出した吸収線量を等価線量(equivalent dose)という。しかし通常,試料にsupralineality(発光効率が線量に依存して徐々に増加する非直線性)があり,これに対する補正を等価線量に加えてパレオドースとしている。
執筆者:蜷川 清隆
参照項目:放射線量
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

