ESR法(読み)イーエスアールほう

最新 地学事典 「ESR法」の解説

イーエスアールほう
ESR法

ESR method

自然放射線によって生成し鉱物中に蓄積する不対電子を磁気共鳴分光法である電子スピン共鳴(ESR, Electron Spin Resonance)によって定量し,年代を求める手法。ESR年代測定法(ESR dating method)の略称。不対電子量から求められた自然放射線による総被曝線量を,年間線量率で割ることによって年代を計算する。年代測定の原理は,ルミネッセンス法と同じ。第四紀の年代を求めるのに使用。適用可能な鉱物は,方解石・アラゴナイト・水酸りん灰石・石英・石膏・重晶石などである。年間線量率を求めるために,周囲土壌中の放射性核種の定量が必要である。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のESR法の言及

【インゴット】より

… インゴットの製造法は,鋳型(インゴット・ケース)に鋳込んで鋳型の数だけ同時に造塊する方法と,周囲だけで底のない鋳型に鋳込んで連続的に鋳造する連続鋳造の2方法が多く行われている。そのほか,真空処理により窒素,水素,酸素などの量をコントロールする各種の真空造塊法,一度鋳造したインゴットを電極として,溶融スラグの電気抵抗熱によって再溶解し,スラグ中を滴下させて順次凝固させるエレクトロスラグ溶解法(ESR法)などが特別な場合に行われる。連続鋳造は,非鉄金属では早くから行われてきたが,近年では鉄鋼にも普及し,1980年には日本の粗鋼生産量の60%以上が連続鋳造で生産されるようになった。…

※「ESR法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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