自然放射線(読み)シゼンホウシャセン

デジタル大辞泉 「自然放射線」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐ほうしゃせん〔‐ハウシヤセン〕【自然放射線】

自然界に存在する放射線宇宙線や、地中から大気中に放出されるラドントロン食物に含まれるカリウム40などの放射性物質から放出される。→人工放射線

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の自然放射線の言及

【環境放射線】より

…すべての人間が程度の差こそあれ環境放射線に被曝(ひばく)しており,その被曝の個人管理は医療被曝や職業被曝に比し困難である。環境放射線はその線源に関して,自然放射線natural radiation,ならびに核実験,原子力発電所等核燃料サイクルおよびその他雑線源からの人工放射線artificial radiationがある。また,被曝様式と関連して,線源が人体外にある体外放射線と,放射性物質を体内に取り込むことによる体内放射線とがある。…

※「自然放射線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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