ひすらこい

精選版 日本国語大辞典 「ひすらこい」の意味・読み・例文・類語

ひすらこ・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ひすらこ・し 〘 形容詞ク活用 〙 欲がふかい。けちである。また、ずるい。悪がしこい。こすい。ひすらし。
    1. [初出の実例]「ひすらこし、如何張行の心歟」(出典:名語記(1275)一〇)
    2. 「この道の恋はしらず、せんせんにひすらこく、わる利こんになりもてゆき」(出典:評判記・難波物語(1655))

ひすらこいの派生語

ひすらこ‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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