精選版 日本国語大辞典 「ひすらこい」の意味・読み・例文・類語
ひすらこ・い
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]ひすらこ・し 〘 形容詞ク活用 〙 欲がふかい。けちである。また、ずるい。悪がしこい。こすい。ひすらし。- [初出の実例]「ひすらこし、如何張行の心歟」(出典:名語記(1275)一〇)
- 「この道の恋はしらず、せんせんにひすらこく、わる利こんになりもてゆき」(出典:評判記・難波物語(1655))
ひすらこいの派生語
ひすらこ‐げ- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...