せんせん

普及版 字通 「せんせん」の読み・字形・画数・意味

洗】せんせん

すすぎ洗う。〔後漢書、方術下、華佗伝〕先づ酒を以て沸散をせしめ、ひて覺ゆる無し。因りて腹背を刳破し、抽積聚す。(も)し腸胃に在るときは則ち斷截(だんせつ)洗し、疾穢を除去し、にして合し、傅(つ)くるに膏を以てす。四五日にして創(い)え、一に皆復す。

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】せんせん

無知愚直のさま。〔漢書、賈捐之伝〕駱越の人、子川を同じうして浴し、相ひふに飮を以てす。禽獸と異なる無し。~として獨り一の中に居る。霧露氣、毒・蟲蛇・水上多し。~之れをつるも惜しむに足らず。

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】せんせん

美しく茂る。〔列子、力命〕齊の景牛山に游ぶ。北のかた其の國み、涕して曰く、美なる哉(かな)、國や、鬱鬱たり。何(いかん)ぞとして、此の國を去りて死せんや。

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】せんせん

のさま。〔説苑雑言子路して孔子に見(まみ)ゆ。孔子曰く、由(いう)(子路の名)よ、是のたるは何ぞや~と。子路趨(はし)りて出で、を改めて入る。蓋(けだ)し自如たり。

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】せんせん

くどくどしい。〔荘子斉物論大知閑閑(ゆるやか)たり、小知分別ずき)たり。大言炎炎正大)たり、小言たり。其の寐(い)ぬるや魂はり、其の覺むるや形開き、與(とも)に接してを爲し、日に心を以てふ。

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】せんせん

舞うさま。晋・左思〔蜀都の賦〕長袖を紆(めぐ)らせて、(しばしば)ふ。として、以て裔裔(えいえい)たり。

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】せんせん

風のそよぐさま。漢・劉〔遂初の賦〕迴風(ゐく)として、其れ飄忽たり。迴りてとして、之れ冷冷たり。

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】せんせん

ささやく。〔史記、匈奴伝〕嗟(ああ)土室の人(漢使をいう)、(た)だ~喋喋(てふてふ)してすること無(なか)れ。冠(衣冠)固(もと)より何にか當らん。

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】せんせん

美しい。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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