ひちひち

精選版 日本国語大辞典 「ひちひち」の意味・読み・例文・類語

ひち‐ひち

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 柔らかな物が、水に混じって排出する音、特に、大便放屁の音を表わす語。びちびち。
    1. [初出の実例]「腹こぼこぼと鳴れば、翁、あなさがな、冷えこそ過ぎにけれといふに、しひてこぼめきてひちひちと聞こゆるは」(出典:落窪物語(10C後)二)
  3. 魚の勢いよくはねかえるさま、また、そのようにいきのよいさまを表わす語。ぴちぴち。びちびち。
    1. [初出の実例]「夜中にものぞひちひちといふ うをの子のかけひの水を伝ひ来て」(出典:俳諧・竹馬狂吟集(1499)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む