ヒッポクラテア(その他表記)Hippocratea

改訂新版 世界大百科事典 「ヒッポクラテア」の意味・わかりやすい解説

ヒッポクラテア
Hippocratea

ギリシアの医学者であるヒッポクラテスを記念して命名されたこの属は,ニシキギ科近縁なヒッポクラテア科をつくる。多くは木本性つる植物で,熱帯域に100種あまりが分布する。葉は単葉で対生あるいは互生する。子房上位で3室。一部の種,たとえば西インドに分布するヒッポクラテア・コモサH.comosa Sw.の種子は脂肪分があり,甘く食用にされるというが,重要ではない。またヒッポクラテア科は3属150種ほどからなる小さな群であるが,熱帯から亜熱帯に広く分布する。ニシキギ科に含められることも多い。
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