ひむつき

精選版 日本国語大辞典 「ひむつき」の意味・読み・例文・類語

ひむつき

  1. 〘 名詞 〙 語義未詳。
    1. [初出の実例]「(ひむつき)平生(はふこ)がみには 木綿(ゆふ)肩衣 ひつらに縫ひ着」(出典万葉集(8C後)一六・三七九一)

ひむつきの補助注記

諸説がある。( 1 )「襁 ヒムツキ チコノキヌ」(名義抄)とあるのにより、幼児にきせる長い着物、( 2 )「襁褓 ムツキ」(名義抄)により、「身(む)つ着」で、おくるみの類とする説、( 3 )「搓襁」(尼崎本)の文字により、「すきかくる」(帯で背負う)とよむ説など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む